仕事が忙しい人にこそ来てもらいたい伊東のワーケーション

仕事が忙しい人にこそ来てもらいたい伊東のワーケーション

伊東市にワーケーションで来られる企業は、業界も様々ですが、
2023年2月、あるITベンチャー企業の経営陣がワーケーションで伊豆高原に滞在しました。

 

ワーケーションで訪れる伊東の魅力

ワーケーションとは、「Work(ワーク)」と「Vacation(バケーション)」を組み合わせた造語です。
働きながら休暇を楽しむ、または休暇を楽しみつつ仕事もする、といった意味があります。
コロナ禍の影響で、一気にリモートワーク化が進み、在宅ワークへの抵抗感は少なくなりました。
それでも、まだ完全に「働く場所は自由」という状況には、残念ながらなっていません。

課題は様々で、受け入れる側がどんなに整備してプロモーションをしたとしても、
働く人々が、もっというと働く人々が所属する組織が、いかにワーケーションを正しく理解し、
抵抗感をなくし、実践できる環境を整えるかということがやはり大変重要だと感じています。

 

伊東市は東京都内からのアクセスも程よく、海や山などの自然資源が豊富で、気分転換やリラクゼーションにはもってこいの地域です。
日頃のプレッシャーやストレスから解放され、五感を刺激され、パフォーマンスを高めるワーケーションが期待されます。

今回、ワーケーションで伊東を訪れた株式会社PIDの経営陣のみなさんは、どのような滞在を体験されたのでしょうか。

 

 

 

「ワーク中心」のワーケーションとはいえ・・・

今回、事前にどのようなワーケーションにしたいのかをお伺いしたところ、「ワーク中心で」とのことでした。

伊東市ワーケーションでは地域課題共有プログラムを通して地域の企業と交流できたり、研修プログラムを組み込んだ滞在も実施可能で、そういったリクエストもあるのですが、
今回は、都内のオフィスで仕事をするように、そのまま場所を移動して働く、というようなイメージで計画されていました。

まず1日目、10時からオンライン会議に参加するメンバーがいるということで、東京駅を7時半頃に出発し、伊豆高原に9時過ぎに到着。
今回の宿泊先となる「ISOLA伊豆高原」で9:30にはスタンバイできていました。

伊東が東京都心からでもそれほど時間をかけずに来られるからこそ、できることだなと思いました。

 

オンライン会議に入られる前に、ISOLA伊豆高原館内まわり、滞在中のご案内。
その後は会議に参加しない方々も、それぞれPCをたちあげてお仕事に集中。

 

 

 

 

 

お昼はお弁当を食べながらキックオフミーティングを行いました。
その後お昼休みにを少し延長して、ボッチャ大会を開催。

短い時間でも、チームに分かれて対戦し、盛り上がりました。

 

 

この日は夕方までそれぞれオンラインミーティングに参加したり、PC作業を行ったり、仕事に集中する環境をつくることができました。

 

 

 

 

 

 

 

2日目も夕方まではそれぞれに仕事をこなし、陽が傾き始めるころ、滞在中唯一のアクティビティに参加されました。

「星空観測ナイトツアーin小室山」は、まずは手作りランタンワークショップから。

 

 

そのランタンを持って小室山山頂を目指します。

山頂では、地元アーティストが奏でる音楽が流れるなか、星空ガイドの解説を聴きながら空を見上げたり、夜景を眺めて語り合ったり、思い思いに過ごしました。

 

「仕事終わりにこういうところにすぐに来られるのはワーケーションの魅力だね」という声も聞こえてきました。

みなさんハードに仕事をしながらも、少しの息抜きに癒されたようでした。

地域の事業者や市の職員との意見交換と交流も。 

 

3日目には、地域の事業者と意見交換の場が持たれました。

株式会社PIDが手掛けるカーボンニュートラル事業に関して、伊東市の取組みや地元の事業者の意見を聴く貴重な機会となりました。

 

 

 

お昼は参加者揃って地元レストランでランチ交流会。

伊東の街のあれこれについて情報交換もあり、今後のビジネスにつながる話もできたようでした。

 

 

 

午後はまたそれぞれに仕事をして、ワーケーション最後の夜を迎えました。

 

 

 

まとめ

 

今回ワーケーションで伊東を訪れた方々からは

「海が見えるというだけで伊東に来る途中から癒された」

「海から昇る朝陽や小室山から見た星空に感動した」

「仕事はどこでも出来るが、いろんな場所で働くことで気分転換になるので、その効果は大きいと思いました」

といった声をいただきました。

 

今回は役員合宿とワーケーションを兼ねた形となり、これも有意義だったとのことで、

今後もこうした形態でのワーケーションのニーズにこたえていけるよう、受け入れ体制を整えていきたいと考えています。