ボッチャありワーケーションが チームビルディングに最適なワケ

ボッチャありワーケーションが チームビルディングに最適なワケ

伊東市では新・アクティビティとしてボッチャを推しています! ボッチャは老若男女、また体力のある・なし関係なく誰でも楽しめるスポーツです。
そして、ただ面白いだけではなくこの競技はチームビルディングにも最適なのです。

2022年11月16〜18日、2社合同のワーケーションで伊東市を訪れた横河電機株式会社と伊藤忠エネクス株式会社のみなさんにアイスブレイクとしてボッチャを活用していただきました。

その効果は?

 

 “ボッチャ”とは?

ヨーロッパで生まれたボールをコートに投げ合うゲームです。
ごくかんたんなルールを説明します。
ボッチャは2チームに分かれて行うゲームで、ジャックボールと呼ばれる標的となるボールをじゃんけんで勝ったチームがコート内に投げ入れてスタートします。
チームそれぞれ、赤、青のボールを6つずつ所有します。

先攻チームのプレイヤーが、ボールをなるべくジャックボールに近くなるように投げ入れます。

交代して後攻チームがボールを投げます(転がしても投げても可)。
ジャックボールから遠いほうが2投目を行い、各チーム6個のボールが無くなるまで投げていきます。

※詳しいルールは以下のURLをご覧ください!

実は、伊東市には東京2020パラリンピックにおいて、ボッチャ個人戦で優勝し金メダルを獲得した杉村英孝さんが在住しています。

「それなのに、伊東市の住民でもボッチャを知らないという人がいて、とてももったいないことだと思っています。
伊東市民含め、観光でこの地を訪れてくださるみなさんにもボッチャの面白さを広めて、伊東の新しい宝物にしたいと思っています」

伊豆高原観光オフィス(IKO)の利岡正基は話します。

 

そこで、今回、「地域課題解決型ワーケーション」に参加した横河電機株式会社(6名)と伊藤忠エネクス株式会社(5名)のみなさんに、
アイスブレイクとしてボッチャを体験していただきました!

このワーケーションは、観光地としての伊東市が抱えている課題について討議して、解決法を考え発表するという内容です。

自社であっても初めて顔を合わすメンバーも居るため、まずお互いをよく知る必要があります。
その壁を超えるためにボッチャがどんな効果をもたらすか?

 

最初に、杉村選手が所属する伊豆介護センターの加納元靖さんが、ルールの説明をしてくれました。

 

 

なぜボッチャがチームビルディングに最適なのか?

ボッチャが奥深いのは、ただジャックボールに自分のボールを寄せるだけでは勝てないというところです。

チームはそれぞれ6個のボールを持っているので、最初に投げた人がジャックボールぎりぎりに寄せたとしても、
次に敵チームがそのボールを弾いてしまえばまた寄せるところから始めなければなりません。
あるいは、コート上にある自軍のボールをジャックボールに近づけるために当てるということもあります。
それを計12投が終わるまでに競うわけですから、頭脳戦が必須になるのです。

 

 

それだけに、チーム内でも「おっ、ナイス!」とか「うまいっ!」と一投ごとにリアクションが生まれます。

狙いがうまく行けばチーム内でハイタッチが起きるほど盛り上がります。

さらに、観衆も盛り上がって「おお〜〜!」「あ〜〜惜しい!」など声が出てしまう、場全体が温まるスポーツがボッチャなのです。

 

どちらのボールが近いかわからないときは専用の定規を出して計測します。加納さんが手にしているコンパスのような道具が定規です。

チームごとに戦略を立てて「よし行こう!」となったあとの投球が狙い通りに行けば「やった!」と気持ちがまとまりますし、

失敗したら「どんまい、次でカバーするよ!」とフォローし合うのもまた、よいもの。

 

 

1ゲーム終わる頃には、知らぬ間にチームビルディングできているのです。自然とリーダー役、参謀役、スタープレーヤーなど役割も決まってきたりします。

今回は最終日の「地域課題解決」の発表を行う人同士がチームとなりましたが、ボッチャを通してすっかり気心もしれたようで、

その後の課題解決に向けての話し合いもスムーズに進みました。

 

企業での伊東のワーケーションでは、懇親メニューやアクティビティとして、ぜひボッチャをご利用ください。

2023年3月現在、ダンコーエンボウルにコートとボールなど一式が設置されております。